ニュージーランド高校留学の体験談 | Y.Hさんへのインタビュー

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Y.Hさん『Y.Hさんへのインタビュー』

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Q.1-はじめてお父様から相談をいただいたときにY君は、学校が欠席気味だと伺いました。その状況から留学をしようと思ったのはどのような理由からでしょうか?

A.1-週に1回、柔道のクラスがあるのでそれを目的に北海道でもトップクラスの中高一貫校に進学しました。勉強の成績は下のほうでしたが、部活動も柔道で柔道ばかりの生活で勉強はあまりしていなかったそうです。そんな中、中2頃に肩を怪我して、生まれつき肩が弱く柔道が出来なくなってしまいました。勉強も追いつけないので不登校ではありませんでしたが中々、学校に行くのがしんどく、毎朝お母様に背中を押されてなんとか学校に行ける状態だったようです。

そこで高校には進学せずに転校を考えていたようですがお父様より「落ち込んだ気持ちを前に向かせて再スタートするには海外に進学するのも良いのではないか」とのお言葉により、留学に興味を持ち始め、一番レートの安かったニュージーランドを選んですぐに学校にも退学届けを提出したようです。

Q.2-留学をしてから、どのようにしてモチベーションを維持していたのか、また、英語の勉強をどのように工夫しましたか?

A.2-モチベーションというよりは、日本の高校にも籍を置いていなかったので「途中で日本に帰ったら中卒だ、後がない」と"背水の陣"で「やるしかなかった」そうです。本当に特別に何かをしたわけでも勉強のコツなどもなく、勉強についていくのに、ただただ必死で弱気やホームシックになることもなかったそうです。

英語の勉強も授業中に必死で聞いてノートを取って理解し、帰宅してからはまとめることしかしていませんでした。もともとYuya君にはリスニングの力はあったようです。語彙力が少なかったため苦労する事はありましたが、スピーキングはファミリーの会話や日本語クラスでお友達を作って鍛えていたとのことです。

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Q.3-留学は楽しいことばかりではないと思いますが、どのようなことがつらかったですか。そのつらかったことを乗り越えるには、どのような努力をしましたか?

A.3-ほぼ楽しい事ばかりだったとお話していました。ホームステイは最初に入ったところがマザーとお2人で仕事で不在の事が多く、最後にはすれ違いで喧嘩して5日間で移動してしまったそうです。ただそのときも「英語で喧嘩できるほどの力が自分にはあるんだ」と気がついた第一歩だったとおっしゃっていました。

喧嘩の理由は思い返せば英語力の低さによるコミュニケーションミスが原因であったようです。

Q.4-ニュージーランドの高校生活でよかったことは?

A.4-「全部がよかったから選べないです」とのことでした。日本にはないボール(舞踏会)がとても楽しかったことや、仮装の日があり、自分の文化の服や将来なりたい職業の服などテーマに沿った服装をして盛り上がったようです。

Q.5-これから留学される生徒たちへのアドバイスをお願いします。

A.5-とりあえずまずは英語力を上げてやるべきことはやること、積極的に行動をすること、待っているだけでは誰も話しかけてくれないということです。また、Year11の授業は中学の勉強をしっかりしていれば理解できる内容なのでそこを甘く見ずに英語でついていけるようになること、Year11が難しければYear12,13では到底ついていけないみたいです。試験や授業でも例えば単語が分からなくても図にするなりなんとか「答える意志はありますよ」と意思表明をすることが大事、とのことです。

現地OKCスタッフより

Y君はホームステイや学校での文化の違いを楽しんで素直に受け止めることのできる生徒さんです。その為、よくネガティブなこととして上がる「チュータークラスでの飲食や私語」やマナーの違いなど「この国はこういう国なんだ」と前向きに受け止めて楽しく過ごしていたようです。

また性格も積極的で行動力があります。そのため友人もたくさん出来たのではないでしょうか。やはり「待っていたって誰も話しかけてはくれない、わからない事は聞くのが当たり前」というのを強調していました。最初は日本人が学年に一人だけで辛い思いもされたようですがYear11の日本語クラスに入る事により、まだ日本語はそんなに話せないが日本に興味のある現地生徒と友達になることができてそこから輪が広がったようです。

勉強に関しても毎日、続ける事により自分の勉強のリズムはやり方が自然と身についてきたとおっしゃっていました。優也君はもともと進学校のご出身なので勉強については基礎がしっかりあったのでその上でこちらの授業についていけたのだと思います。

本当に彼は努力家ですがそのことを前面に出さず「自分はまだまだです」と更に努力しています。彼は中学校のときに大好きだった柔道ができなくなってしまった挫折から、立ち上がる事を一度、経験しているので「やればなんとかなる、やらなければ変わらない」というのを芯から理解されているのだと思います。そこから全てのことを前向きに捉えて挑戦してみる、上手く出来たら自信がつく、次もやってみようと立ち上がる、上手く出来なくてもどうすればよかったかを考えて再度挑戦する強さが生まれたのかと予想します。

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