オーストラリアの教育制度

オーストラリアの教育制度は州によって異なりますが、基本的にはイギリス型です。日本のような6・3・3制とは異なり、Year1からYear12までの学年制です。初等教育(Primary School)はYear1からYear6まで、中等教育(Secondary School)はYear7からYear12までです。つまり、日本の中学1年生から高校3年生までを合わせたものをセカンダリースクールと呼びます。但し、クイーンズランド州ではyear8からYear12までがセカンダリースクールです。Secondary SchoolはさらにYear7からYear10のJunior Secondary(Middle Schoolと呼ぶこともあります)とYear11からYear12のSenior Secondaryに分けられます。

  • オーストラリア留学の特色

    セカンダリースクールには公立と私立があります。オーストラリアの公立高校は各州政府の管轄下にあり、全体の4分の3を占めています。男子校、女子校もありますが、ほとんどが共学校です。私立校には共学校、男子校、女子高があります。その多くは、宗教(カトリック、プロテスタント、英国国教会)を母体とした組織が運営していますが、学校内での宗教色は強くありません。私立校の方が、一般的にスポーツ施設やコンピュータなどの設備が整っています。

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  • オーストラリアと日本との比較

    オーストラリアの教育制度は州によって異なりますが、基本的にはイギリス型です。日本のような6・3・3制とは異なり、Year1からYear12までの学年制です。初等教育(Primary School)はYear1からYear6まで、中等教育(Secondary School)はYear7からYear12までです。つまり、日本の中学1年生から高校3年生までを合わせたものをセカンダリースクールと呼びます。但し、クイーンズランド州ではyear8からYear12までがセカンダリースクールです。Secondary SchoolはさらにYear7からYear10のJunior Secondary(Middle Schoolと呼ぶこともあります)とYear11からYear12のSenior Secondaryに分けられます。

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  • 高校留学後の進路

    義務教育はYear10までで、11年生と12年生は、大学進学のための州統一卒業テスト(Higher School Certificate)などの準備期間です。日本の大学は4年制ですが、オーストラリアの大学はほとんどが3年で修了するため、大学入学後すぐに専門課程を履修する事となります。日本の大学の1回生で学ぶような一般教養をSenior Secondaryの間に身につけます。また、大学の授業で必要な論文作成技術やクラスワークの仕方を学びます。この2年間の成績と、卒業テストの成績によって進路を決定します。Senior Secondaryは、日本の高校2年生、3年生よりも授業内容は高度だと言えるでしょう。 Junior Secondaryを終了後、大学へ進学せずに就職する人、専門学校へ進学する人もいます。日本の教育制度と違って公立の専門学校があり、TAFEと呼ばれています。