OKC設立以来35年間、約4,000人の高校留学(1年間以上留学)のお世話をして来て、留学に成功する人と途中で帰国する人には、ある共通点があることに気づきました。これからお子様を留学させようと考えておられる保護者の皆様のご参考になればと思い、特徴的なポイントをご紹介いたします。もちろん、成功する例、失敗する例、それぞれに思い当たる点があったとしても、そこから教訓として何かを学び、留学へ出発する時には、お子様や保護者の皆様が強い意志と、高い目標を持ってお出かけになれば留学の成功だけでなく、人生の大きな財産になるものと信じております。
最近、文科省では大学に対して高校での留学経験者を評価するよう依頼しているそうです。日本の大学の入学試験は2020年度より英語は4技能(話す・聞く・書く・読む)を測る試験となります。
このことはまさしく、留学経験者こそが大学入試に有利な時代になったと言えます。
皆様のお子様の成功する留学へのご参考になることを願っております。
成功する例
- 1.親の勧めであっても、最後は本人の意思で留学を決意した子は、ほとんどの子が卒業している。
- 2.現地で部活やボランティア活動に取り組む子は留学の成功だけでなく、日本の有名大学に進学している。
- 3.現地校で好きな科目を見つけてそれに取り組んでいる子は、良い成績を残して卒業している。
- 4.現地校で日本人以外の親友を見つけている子は全員が卒業を達成している。
- 5.ホームステイ先でルールを守り、進んで家事を手伝うなど、ホストファミリーに感謝される子が成功している。
失敗する例
- 1.固い決意ではなく、現状からの逃避で留学する子は、多くのケースで途中帰国している。
- 2.多額のお小遣いを送金した結果、子供が留学ではなく遊学になってしまって途中帰国になっている。
- 3.日本人の友達だけと留学生活を過ごしている子も途中帰国になっているケースが多い。
- 4.ホストファミリーの注意に反発したりわがままを出して、家庭を何度も変わる子は卒業していない子が多い。
- 5.勉強、クラブ活動、ボランティア活動などに何一つ取り組まない子は卒業していないケースが多い。
